みなさまめりくりましておめでとうです
クリスマス絵は ね 例年通りお察しくださいの方向で ね
CWには素敵なクリスマスシナリオがたくさんあるので
紹介するべく数日前にシナリオフォルダあさって
遊んだらすっかり心満たされちゃって
1、2の…ポカン!
あずはほんらいのもくてきを きれいさっぱりわすれた!
せっかく思い出せたのでいそいそ紹介します
感想は致命的なネタバレを控えているつもりですが
もう何がネタバレで何がセフセフなのか
自分で自分を信じられなくなったので格納わんくっしょん><
クリスマスシナリオ
聖夜の死神
- 作者 / 配布場所
- F太様 / Adventurer's GUILD
- 対象レベル / 対象人数 / 所要時間
- フリー / 1人(本編クリア後は人数自由) / 25分程度
シリアス短編マルチEDで遊んだ後は、歌ったり踊ったり買い物したりを楽しめる、
ひと粒で二度おいしい作品。
個人的に、1周目は酔狂なお人好しさんを推奨したいところ。
主人公PC、カッコいいですよ。
クリア時に手に入るアイテムは、特別便利でも高価でもないんだけど、
ずっと大切にしたいもののひとつになるんじゃないでしょうか。
これで寝てる仲間殴ったり岩砕いたりなんて、そんなまさか。
(・_・)
クリスマスらしいのは2周目かもしれません。
1周目と違ってこれと決まったストーリーはなく、
聖夜本番の街をのんびり散策できるのです。
ストーリーはむしろ、遊び手に委ねられている感じがします。
聖夜に走る冒険者
- 作者 / 配布場所
- 詠まりん様 / 作業場-CardWirth-
- 対象レベル / 人数制限 / 所要時間
- フリー / 2人専用 / 3~5分
過去に紹介してますが、大好きなので何度でもオススメします。
聖夜の急な依頼を引き受けた冒険者ふたりの、
会話を楽しむ短編読み物です。
本当に数分で読み終えられる短いお話なのですが、
特筆すべきは口調分けの繊細さでしょう。
上品な人は育ちのよさを思わせ、粗野は少し口が悪く、子供はらしい無垢さで。
口調だけじゃなく、言い回しそのものが変わっていて、
それでも会話の齟齬なく進んでいくところに作者様のこだわりを見ました。
いろいろなキャラクター、いろいろな組み合わせで何度も遊び、
そのたび変化を見せる会話ににやりとする、という楽しみ方もあるシナリオ。
自分のPCに愛着がある人には特にオススメです。
聖夜の守護者
- 作者 / 配布場所
- 竹庵様 / CardWirthシナリオ 「聖夜の守護者」
- 対象レベル / 人数制限 / 所要時間
- 3~5 / 1人 / 15分程度
聖夜なのに市門の警備に駆り出されるという、
ある意味すごく冒険者らしいクリスマスシナリオ。
短編読み物ですが、選択次第では緊張感あふれる展開になります。
戦闘が起こったりするので、文章を読むだけでは物足りない人にもオススメ。
主戦力を投入するもよし、あえて戦闘不得手なPCで遊ぶもよし。
作者様曰く『「クリスマスらしいシナリオ」ではない。』とのことで、
確かにクリスマスシナリオの中では硬派な雰囲気なのですが、
互いをねぎらうやりとりや、情景が見えるような街の様子は、
人の血が通った温もりを感じます。
それにしても、味わうほどに秀逸なタイトルですね。
mint candy ☆ snow drop
子供たちにおもちゃを買って届けてほしい、という神父さんからの依頼。
街で子供たちの情報を聞き込んで、喜ばれそうなものを選んで買う、
プレイヤーが能動的になれるタイプの短編読み物シナリオです。
依頼内容に合わせて対象レベルを下げているとのこと。
冒険者たちの実力に言及する部分はないので、
あまりレベルにとらわれなくてもよさそうです。
全体的にゆったりおとなしい感じで、PCもそれほど喋るわけではないのですが、
子供たちとのやりとりも、神父さんも、PCも、みんなとても優しい、
慈愛を纏った作品だと思います。
爽やかであたたかな余韻を求める方に、ぜひ推したいシナリオです。
個人事情まで網羅する某ギルドが地味に大好き。
以上 余韻の優しいクリスマスシナリオを紹介しました
ZER0様作の『奇跡の夜に』も紹介したくてたまらなかった
現在は入手困難の名作です